このレポートについて
本レポートでは、Google(Gemini関連を含む)およびOpenAI(ChatGPT関連)が公開しているIPアドレス帯を、第1オクテット単位で可視化した。
AIアクセスの判定ではIPアドレスが利用されることが多いが、実際に公開されているIP帯域を確認すると、用途の異なるサービス間で同一または近接した帯域を利用している事例が確認できる。
WebPitaではAIアクセスを観測する際、IPアドレスだけでなくUser-Agentや逆引き情報など複数の要素を組み合わせて判定を行っている。本レポートは、その背景となるIP帯域の状況を可視化したものである。
また、GoogleおよびOpenAIが公開するIP帯域情報は随時変更されるため、WebPitaでは公開情報を毎日取得し、本レポートも毎日更新している。取得したIP帯域情報は過去数か月分の履歴として保存・管理しており、IP帯域の追加・削除・変更などの変化を継続的に観測している。
※同一サービス内でカテゴリ違いのIP範囲が重なる場合、Googleは赤、OpenAIはオレンジで表示します。
Generated: 2026-06-14 02:19:19
GoogleおよびOpenAIは、それぞれ複数の用途別IP帯域を公開しています。
Googleでは、主に以下のIP帯域が公開されています。
またOpenAIでは、主に以下のIP帯域が公開されています。
しかし実際のIP帯域を確認すると、用途別に完全に分離されているわけではありません。 同一企業内で、用途の異なるIP帯域が重複している箇所が存在します。
今回の可視化から分かることは、 「公開IP帯域だけではAIアクセスを正確に判定できない」 ということです。
例えばOpenAIでは、以下のような用途別IP帯域が近接して利用されています。
Googleにおいても、以下のようなIP帯域が重なる領域が存在します。
そのため、「GoogleのIPだからGooglebot」「OpenAIのIPだからChatGPT」 という単純な判定は成立しません。
AIアクセスを正しく観測するためには、IPアドレスだけでなく、 以下のような要素を組み合わせた総合的な分析が必要になります。