WebPita Labo


2026-05-22

ChatGPTからの送客を観測した

WebPitaの観測結果

観測期間:2026-05-01 ~ 2026-05-22


全アクセスのうちChatGPTからの送客と推定される割合

0.00131%

項目(Item) アクセス数(Access Coun)
Total Accesses(全アクセス) 304,911件
GPTBot(学習系) 11,196件
ChatGPT User(ChatGPT内取得) 1,852件
OAI-SearchBot(検索用途) 9,227件
Visit From GPT(ChatGPTからの送客) 4件

ChatGPT関連機能によるアクセス数は22,275件であった。
※22,275=11,196(GPTBot)+1,852(ChatGPT User)+9,227(OAI-SearchBot)

全体アクセス数に占めるChatGPT関連アクセスの割合は7.31%
全体アクセス数に占めるChatGPTが送客した割合は0.0013%
ChatGPT関連機能によるアクセス数に対する送客割合は0.018%

※本記事での「ChatGPTからの送客」とは「ChatGPT経由と推定される人間アクセス」の事である。

AIはWebを閲覧している

今回の観測では、GPTBot、ChatGPT User、OAI-SearchBotによるアクセスが多数確認された。
特にGPTBotおよびChatGPT Userのアクセス数は多く、OpenAI系AIがWebページ情報を取得・参照していることがわかる。

一方で、それらのアクセス数に対して、ChatGPTからの送客は非常に少なかった。
つまりWebサイトへの恩恵は少なく、これからも注視しなければならない。

ChatGPTは検索エンジンではない

Google検索は、ユーザーをWebサイトへ案内する構造を持っている。
一方、ChatGPTは会話型AIであり、会話内で回答を完結させる傾向が強い。
そのため、Webページを参照していても、実際にユーザーをWebサイトへ送客するケースは限定的である可能性がある。

例えば「キャンプに行きたい提案して。」と質問した場合、ChatGPTは具体的なキャンプ場名や特徴を回答するが、キャンプ場へのリンク表示は限定的である。
そのため、ユーザーはキャンプ場の特徴を参考にしながら、Google検索や地図サービス等で再探索し、最終的にキャンプ場の予約を行う事になる。

今回の観測結果は、「AIに閲覧されること」と、「人間がWebサイトへ訪問すること」は別の現象として考える必要があることを示している。

観測条件

本データは、国内の複数の中小企業のWebサイト群(合算ログ)から抽出したものです。

WebPitaでは、OpenAI公開情報およびアクセスログをもとに、ChatGPT関連アクセスの観測を行っている。

  • OpenAI公開IPレンジ
  • User-Agent
  • HTTP_REFERER
  • utm_source=chatgpt.com
  • ISP判定(人間のアクセス判定に利用)

観測対象ログ

AIまたはAI経由ユーザーによる「ページ閲覧」に近いアクセスを中心に解析している。

  • HTTPステータスが 200 / 206 / 304 のアクセス
  • html / php / pdf ファイルおよびフォルダURLへのアクセス
  • 観測除外対象:画像ファイル、CSS、JavaScript、リダイレクトアクセス、404エラー

観測条件の詳細は以下に記載をしている。

WebPitaでのChatGPT関連アクセス判定方法
ChatGPTからの送客および送客後遷移の判定について

まとめ

WebPita観測では、ChatGPT関連アクセスは多数確認された一方で、人間による送客アクセスは極めて少数だった。

生成AI時代では、「AIが情報を参照すること」と、「ユーザーがWebサイトへ訪問すること」は必ずしも一致しない可能性がある。

AIアクセス解析ツールで何が見えるのか?

WebPita AI Console for ChatGPT